粉体塗装とは、有機溶剤や水などの溶媒を用いずに固形物をパウダー状にしたものを、静電気で塗料を密着させる塗装方法のことです。粉体塗料は液体ではないので「振りかける」または「まぶす」というイメージのほうがふさわしいかもしれません。粉体塗料にとって欠かせないのが、熱です。加熱することで粉体塗料の樹脂が解けて、液状化します。その状態で常温になると、固まって塗膜になるのです。
粉体塗装は、金属家具のほか、水道資材、電気機器、自動車部品などにも使われています。近年は、環境意識の高まりにより、溶剤を使わない「低公害」な塗装方法として注目されている技術です。今後も粉体塗装を使うシーンは広がっていくでしょう。
こちらでは、粉体塗装のメリット・デメリットと、粉体塗装に向いている素材の特徴を紹介します。大阪で粉体塗装を検討している方はぜひ参考にしてください。
粉体塗装のメリットは、4つあります。
揮発して塗膜が完成する溶剤塗料では、塗った直後より乾燥後は膜が薄くなります。最初から厚塗りすると塗料が流れてしまうので、膜の厚みを作るために何度も重ね塗りをしていくのが一般的です。しかし、その方法では塗るたびに乾燥が必要なので、作業時間が長くなります。塗っては乾燥することを繰り返すと、ゴミなどの異物が付くリスクも高まります。
その点、粉体塗料は液体ではないので垂直な面でも垂れづらく、パウダーの厚みがすべて塗膜になるというメリットがあります。そのため、粉体塗料は溶剤塗料の4~5倍の厚い膜を作れるのです。膜の厚みと耐久性は比例しますので、これはとても大切なポイントとなります。
硬いものは強いと思っている人もいるかもしれませんが、硬いものは実は割れやすいという欠点を持ち合わせています。私たちも運動の前には、体を温めるために準備運動をします。冷えた固い体はケガにつながりやすいので、準備運動で体を温めて柔らかくしているのです。粉体塗料は完全に乾燥した後も柔軟さが続くので、外から力を加えても割れにくいという特徴を持っています。
粉体塗装には、静電気が発生する専用のパウダーガンと呼ばれる機械を使います。溶剤塗料では塗りにくい裏側などの細かな部分も、パウダーガンを近くで振れば、塗料を金属部分にまとわせられるのが特徴です。粉体塗装は作業者のスキルに関係なく短時間で均質な仕上がりになるため、大量生産の現場にも活用されています。
溶剤を含まない粉体塗料は、揮発によって作業者が中毒になる心配がありません。焼付けの際に可燃性のガスが発生しにくいこと、塗料のロスも少ないことから、環境への負荷が少ないと言われています。
一方、粉体塗装には製造に手間がかかり、色合わせが容易でないため少量多品種に向かない、メタリック塗料を作りにくいなどのデメリットもあります。
大阪で粉体塗装を依頼しようとお考えの方は、有限会社関西美装工業をご利用ください。小型のスラットや吊りラインなどを保有しており、小回りの利いた細やかな対応が可能です。大阪で粉体塗装をお考えの方は、まずは見積りをご依頼ください。
粉体塗装できる素材の条件として、粉体塗装の特徴が関わってきます。
粉体塗装では、ポリエステル樹脂製、エポキシ樹脂製などの粉体塗料を帯電させて、ワーク(被塗物)に吹き付けます。静電気でパウダー状の塗料を接着させるため、ワークは電気が流れるものでなければなりません。そのため、粉体塗装できるのは金属ということになります。
2つ目の条件は、高温に耐えられることです。粉体塗装は160〜180℃の高温で焼付けをするので、その温度帯で変形や燃えてしまうものは、素材として適していないということになります。
粉体塗装には多くのメリットがある一方で、色替えに手間がかかり、色合わせが難しいなどのデメリットもあります。小ロットでの色合わせは割高になるため、粉体塗装は量産向きの塗装方法と言えるでしょう。
しかし、こうした問題は塗装装置の見直しや、工程の見直しによる効率化などで解決できることも多いです。
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| 会社名 | 有限会社関西美装工業 |
|---|---|
| 代表 | 山岸 勇介 |
| 住所 | 〒577-0063 大阪府東大阪市川俣2丁目5-17 |
| TEL | 06-6782-0037 |
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| URL | https://www.kansai-bisou.com |
| 事業内容 | 焼付塗装 |
| 資本金 | 700万円 |
| 設立 | 1971年2月 |