日本における塗料の歴史を振り返ってみると、旧石器時代には塗料が使用されていたことが分かっています。
当時の日本の塗料は、西洋がオリーブ油であったのに対して漆が使用されていました。縄文時代の漆塗りの作品が現在でも残っていることから、漆は経年変化に非常に強い樹脂塗料であることが分かります。しかし、現在では塗装工程が多くコストがかかってしまうこともあり、使用される頻度は少なくなりました。
また、平安末期には柿渋も塗料として使用され始めます。柿渋の塗料は、主に木材などの寿命を延ばすために使用されていました。柿渋は強い臭いを発生するのが大きな弱点でしたが、現在では臭いの原因となる柿渋タンニンを取り除いて臭いのしない柿渋塗料も存在します。
西洋から輸入された塗料が主流となったのは18世紀です。当時は産業革命によって鉄が素材として様々なものに使用されるようになっていて、塗装で鉄を保護する必要性が高まっていました。鉄の性質上、油性の塗装が適していたこともあって西洋の油性塗料が主流となったのです。
その後塗料の開発が進み、速い時間で乾燥するラッカー塗料が開発され、日本には20世紀前半に輸入されて自動車の塗装などに使用されるようになりました。次第に日本でも洋式塗料の開発が進み、近代塗料産業時代が始まっていったのです。
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